画材による表現の違い


色鉛筆画(オリジナルコーティング合成紙)
148mm×101mm


油彩画(板)
147mm×102mm


水彩画(コットン100%紙)
160mm×124mm

油彩画は、2018年当時、一向に求める表現にたどり着けず、長らく休止していたのですが、このままやめるのか、もう一度挑戦するのか、そろそろ方針を決めなければと思い、現在、試行錯誤の沼に再び足を踏み入れています。
色鉛筆ではなかなか難しい重厚な絵を作りやすい一方、繊細な表現には、特化した知識と技術、そして何より忍耐を要求されるので、自分にあったちょうどいい落とし所が見つかるか、まだまだ入り口です。

水彩画は、気休めで描き始めた程度で、今のところ本格的に大きな作品を描くつもりはないのですが、せっかくなので同じ題材を描いてみました。
あまりラフだと、並べたときに見劣りしすぎるかと思い、先月の投稿に比べれば、ずいぶんしつこくいじっています。
紙はミューズのランプライトを使いました。
最初、ウォーターフォードの中目か荒目にしようと思って買いに行ったのですが、一時間以内で一枚描けちゃうことを考えると、思い切ってたくさん使えるほうがいいなあと、ちょっと安かったランプライトにしてみました。

しばらく展覧会の予定のない今だからこそ、研究にじっくり取り組んでおこうと思います。

コメント

  1. 月岡悦子 より:

    こんにちは(^^♪
    いつも大変お世話になっております。
    3枚の作品を拝見すると違いが良くわかります。色鉛筆で書かれた作品が私は好きだと思いましたが、水彩画も良いですね。
    油彩画はやったことが無いのです。でも魅力を感じています。
    またよろしくお願いいたします。

    • NAGAURA より:

      水彩は、ボツになってもいいやと割り切っていじっていると、「結構修正効くんだな」とかいろいろ発見があって新鮮でした。
      ただ、あまり描き込むと不慣れさが目立ってくるので、やはりさらっとしたスケッチ調のほうが楽しく描けるかなと思いました。