5月6日にみなとみらいホールで行われたタイクーン王立管弦楽団のFF5全曲コンサートについて、大興奮の感想は、すでに日記に書きましたが、公演中から、「これはなにか絵に書きたいなあ」と思っていて、終演後にツイッターを見ると、イラストとともに感想を上げている人が何人も。
「そうだよ。これだけの感動を絵に表さないで、何が絵描きだ!」
どうせなら、コンサート会場にいた大勢のお客さんやオンラインで視聴していた人にも見てもらいたい。
となれば、あまり日を置くわけにはいかないと思い(2週間でも十分遅いのですが)、手早く描くなら色鉛筆はキツイなあということで、パステルで描くことにしました。
演者の衣装は、さすがに細部までは覚えてないので、公式のキャラクターイラストから。
パステルは、そもそも細かく描ける画材ではないので、そこに想像の余地があって、こういうキャラクターイラストにもむしろ合うんじゃないかという狙いもあり、その辺は、思い通りの効果があったと思ってます。
また、昨年お試しで描いたのをネットに上げたように、パステルは、少し馴らしておきたいという思いもあり、練習の意味でも、今回はまさにちょうどいい題材でした。
サイズは約452mm×452mm。
制作期間は概ね4日間。
レナがちょっと幼くなりすぎたかなあ。
まだプロセスにも大いに改善の余地ありですが、スタイルとしては、結構気に入っています。
もともと、こういうゲームのファンアートが絵に興味を持ったきっかけなので、原点に帰れて、とても楽しかったです。
※楽器の描写を一部手直しして再掲載しました。(5/20)
コメント
このようなパステル画も素敵ですね。
柔らかい雰囲気で、音楽が聞こえるようです。
何を描こうでなく、感動を絵にするということが、絵を描く原点かもしれないな~~って思いました。
長く同じ活動をしていると、一番最初の純粋な衝動を忘れてしまいがちなので、大事なものを取り戻せた気がします。
まだまだやりたいことがたくさん!
コンサートの感動と興奮は投稿文章から伝わって来ましたが、感動を絵に表現する事ができることに感動しました。観客席にいるような感じです。実物の絵を機会があれば観たいです。
ありがとうございます。
観客席からの風景、確かにこんなイメージでした。
もちろん、全楽団メンバーの熱演があってこその演奏会だったのは言うまでもないことですが、そこにさらに仮装というエッセンスが加わることで、FF5の世界が視覚的にも鮮明に感じられるようになったのは、大きかったです。
安田さんも、前回の教室展の出展作は、想いが伝わってくる素敵な作品でしたよ。
原画は、思いの外大きくなってしまったので、ちょっと教室に持っていくのは難しいですが、何かタイミングが合えばいずれ。