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退色実験 中間報告

色鉛筆全色退色試験は、ただいま、第2ステージの屋外直射日光加速試験に突入しています。

既に5色ほど、肉眼ではっきり退色を確認できる状態となってしまいました。過去の実験で落第した140・145・159は、室内実験で既に差が出ていたので、現在、まさに「加速的に」退色が進行中・・・。
マゼンタ系は意外にも奮闘、一方ブルー系がことごとく陥落という途中経過です。

来週くらいに画像載せます。


色鉛筆画・作例(絵画模写)


少女/ウィリアム・ブーグロー

上野西洋美術館所蔵の油彩画の模写(部分)です。
常設展示は写真撮影可なので、自分で撮ってきた写真を元に制作しました。

ちょっと思うところがあって、しばらく絵画や写真の模写をやるつもりです。
オリジナルも平行して制作したいところですが、模写を自分で決めたノルマ数こなすのが優先。
漠然と描いてるだけではぺースを維持する自信がないので、定期的に公開していこうと思います。


カランダッシュ・パブロ油性色鉛筆 全色退色試験 開始

グループ展で試験的に出したフルカラー色鉛筆作品が割と好評だったこともあり、かねてより気になっていた全色退色試験をやることにしました。
以前に、145 Blueish Greyが著しく光に弱く、まるで使い物にならないと当ブログで記事にしましたが、その他の色はどうなのか。
モノトーン画で使っている039 Olive Brownと149 Night Blueは大丈夫だと思いますが(少なくとも制作中に色が変わってくることはないので)、フルカラーで描くなら、マゼンタ系など明らかに光に弱そうな色も使わざるを得ないので、今のうちにしっかり見極めておこうと思います。
結果によっては、色鉛筆のフルカラー作品はもう描かないということも考えてます。

黒い部分は、マットの端材です。
この状態で室内に置いておきます。
145 Blueish Greyは、以前のテストではたった3日で結果が出たので、まずは1週間後に確認してみます。
1ヶ月後でも問題なければ、とりあえず普通に使えるということで、次は屋外(加速試験)に移るつもりです。

あと、ここには載せてませんが、下地による影響も考慮して、145 Blueish Greyを普通の水彩紙に塗った物も同時にテストしてみます。

・・・結果を見るのが怖い。