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色鉛筆画・制作過程(第1回)

サーバーの刷新も無事終わったところで、今日から7日間、制作過程を毎日公開していきます。
リアルタイム制作ではなく、現時点で9割完成まで来ているので、ここからボツになることも無いだろうということでやってみようと思うに至りました。

このご時世を受けて、動画配信やオンライン講座をされている方の話題はよく目にしますが、うちにはそこまでの設備は無いので、私なりのささやかな日替わりの小ネタということで、どうぞお付き合いください。

一応、描き始めたときから、制作過程の公開は考えていましたが、あくまで「実制作の過程」で、いわゆる「教材としての過程公開」ではないので、手順は必ずしも基本通りではないし、途中での修正などもあります。

以前は、描き方の「型」が確立してこそ一人前と思っていましたが、今は、どんな達人でも型は日々アップデートしていくもので、そうした進歩の余地があるのは、もちろん未熟の裏返しではあるものの、「この前よりいい感じに出来た」という気持ちの高揚こそが、物事にポジティブに取り組む上で、ある意味必須事項だと思うのです。

というわけで、初回は下書きです。

イラスト的に絵を創っていくので、実は一番大事なところです。
写実画なら、モチーフのセッティングや取材にあたる部分でしょうか。

トレーシングペーパーにHの鉛筆でひたすら納得行くまで描きます。
人物のプロポーションは、腕の長さが頭何個分みたいな基準に縛られすぎず、とにかくパッと見で美しいか、を重視します。
これ以上現実から離れたらさすがに不自然に見える、というギリギリの所を攻めていきます。
たまにオーバーしてしまいますが、必要な挑戦だと思います。

陰影もつけて、できるだけ雰囲気をつかめるところまで描きます。
脳内の情報では足りない部分は資料を使って補います。ここ数年はDAZ3Dというフリーソフトの3D人物モデルを使って、ライティングを確認しています(英語のソフトで、極めればいろいろすごいことも出来そうですが、素人が独学でなんとかなる次元ではありません。一応、最低限の資料作りには役立ってるのでよしとしています)。
ここで形がきちっと定まるのが理想ですが、私の場合はどうしてもこの先色が入ってくると調整する必要が出てくるので、もうそういうものと割り切って、モチベーションに従って工程を進めていきます。

~明日に続く


サーバー移行とブログリニューアル

当ブログは、契約サーバー(さくらのレンタルサーバ)がSSL非対応だったため、ブラウザに「安全ではない接続」のような警告が出ていました。何年も前にそのことに触れた記事があって、サーバー会社に問い合わせても検討中という返事だったということだったのですが、一向に改善の兆しが見られないので、改めて問い合わせメールを送ってみると、やはり検討中と・・・。いや、もうやる気ないでしょ。
もともとレンタルサーバーのおまけみたいなブログで、今や主流はWordPressなので、放置されるのもわかるけど、だったらもう見切りをつけるしか無い。

WordPressを使うには、プラン変更しなければならなかったので、ならもうこの機会にサーバーごと変えようということで、ネットオウル社のスターサーバーにしました。

実はその前に、
・seesaaブログ(さくらのブログの親元で、テンプレートが同じなので移行が容易。ただしスマホ表示は広告が消えない)
・Blogger(完璧と思われたけど、コメント投稿時に画像認証「信号機を全部選べ、みたいなタイル状のあれ」が必須で、これ大嫌い)
を迂回して丸一日以上無駄にしたのですが、今後10年はこのままでいくつもりなので、熟慮の末、結局WordPressで作ることに。

そもそも、今までのサイトに不満は無いので、同じデザインを再現することが目標。
Simplicity2というカスタム性に優れたテーマを元に、悪戦苦闘の大改築の末、無事ほぼ同じサイトが出来ました。
ついでに、スマホ表示でも見やすいような可変デザインも実装できたので、やった甲斐はありました。

と、あっさり書きましたが、「WordPressとはなんぞや」というところから始まってのフルカスタムなので、実はそれだけで何本も記事が書けるくらいネタはあります。
ただ、ここは解説サイトでは無いので、涙をのんで省略。
一応「WordPressでサイトを作っていて、当サイトの仕様と似たことしたいけど、やり方がわからない」という方がもしいましたら、メッセージをいただければ、分かる範囲でお答えします(数カ月後には忘れてそうですが)。
他の方の解説サイトに相当助けられたので、せめてものお返しになればうれしいです。

その後もドメイン移行とSSL化で一苦労したりと、とにかく大変な工程でしたが、求める形までやり遂げたので、本人は大満足です。
あとは、何か思いついた時に少しずつ手を入れていきます。

 
さて、ちょうどこの作業中に、描きかけの絵をいい感じに寝かせておけたので、仕上げに向けてフレッシュな気持ちで作品に向き合えそうです。


【重要】全カルチャーセンター講座受講生の皆様へ

新型コロナウイルス感染対策での緊急事態宣言に伴い、カルチャーセンターは当面の間全館休講となります。
期間中は店舗によってはスタッフも不在となるため、お問い合わせをお受けすることが出来ませんが、ホームページの更新はおこなわれるようなので、最新情報はそちらからご確認ください。
再開時期は、少なくとも緊急事態宣言解除後と見込まれるため、現状未定です。
(4/7更新)

そこで、現在受講中の皆様でご希望の方には、描き上げた作品や描きかけで行き詰まっている作品の写真をメール添付でお送りいただければ、アドバイスを返信いたします。
現状では休講期間にかかってない講座の方も含めて、全受講生が対象です。

を押せばメール作成画面が開くので、そこからお送りください。
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写真資料等を使った絵の制作は、外出しなくてもできる楽しみのひとつなので、身の安全と心の健康を維持するためにも、ぜひ遠慮なくご活用ください。