日記一覧

何かに所属しているという安心感

3年間お世話になっていた日本イラストレーター協会を先月で退会しました。

同会主催のイラストコンテストで初めて賞をいただいたことがきっかけで入会し、その後、協会経由でイラストの仕事をいただいたことなどもあり、実に多くの新しい経験と有益な情報をいただくことができました。
しかし、同時にイラストレーターの仕事というのがどういうものなのかということも具体的に知ることになり、自分の目指す方向とは決して小さからぬ差があることもわかってきました。
協会に籍を置かせてもらっていたことは、大きな心の支えでしたが、今は、新しい舞台での勝負に集中できるよう、少しでも身軽になっておくことを優先しました。

ホームページもこのブログも更新が滞りがちですが、筆は毎日握っています。
今年も気がつけば、もう残り二ヶ月半ですね。
いろいろと「いつまでに何をしたい」が詰まっているので、自分の中の締め切りを一つでも多くこなせるように、手と頭をうまく使っていきたいものです。


勇者ヨシヒコと魔王の城

「予算の少ない冒険活劇(オープニングより)」の名に恥じない、チープで気の抜けたばかばかしいドラマ。
ドラクエ世代なら間違いなく楽しめるネタ満載。
何もする気が起きない時に見るのにぴったりのおすすめ番組です。

「お前ら、深夜枠だからって、いい加減にしろよ! …でも大好き」

テレビ東京 金曜深夜0:12~
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/


スピリチュアルとの接し方

思うところがあって、スピリチュアル系雑誌を3冊ほどまとめ買いしてみました。
さすが専門誌だけあって、なんというか、他の媒体では見かけないような切り口の記事が満載で、自分の考え方を再確認する意味で有益でした。

僕は、経験上、精神的なものはあくまで精神的な世界の中でのみ存在しうるものと考えているので、それが現実的・物質的な現象と直に結びつけて語られると、「なにか違う」と思ってしまう方なのですが、世の中には天使や妖精が実際に見えたり、先祖の霊が乗り移ったりする人もいるわけで、とりあえず他人に自分の見方を認めさせようとか思わず、その人なりのスタンスで自身にとってプラスになるような接し方ができていれば、あとは「ご自由にどうぞ」でいいなと改めて思いました。

中に一冊、占星術研究家・鏡リュウジの記事があって、この人は以前ラジオ(注)で、「そもそも占いというものをどうとらえるべきか」のような事を語っていて、それがとても客観的で、一般人(精神的特性を持たない人)の感覚にも合う内容だったので、なんとなく好印象に記憶していたのですが、今回載っていた記事も、やはり一歩引いた冷静な物言いで、とても読みやすかったです。

雑誌を全体的に見ると、共感できるかどうかはさておき、どれも至極真面目に書かれた記事が並んでいたのですが、そんな中所々に挟んである「これで宝くじが当たりました」と言って札束を嬉しそうに見せびらかしている写真付きの商品広告は…どうなんでしょう。

(注)
J-WAVE BOOMTOWN(2010.09.30放送終了) STARMANコーナー
鏡リュウジの読んだ星の動きから今日一日の雰囲気を伝える…はずなのだが、鏡の言葉を伝える役として出演する「スターマン」(太田真一郎)とパーソナリティのクリス智子のトークがほとんどコントと化していて、肝心の内容がほとんど頭に残らないという素晴らしいコーナー。