うれしかったこと

ヤフオクでフィーナ(fromイース)の小さなフィギュアを買ったことで、久しぶりにイース熱が再燃してしまい、いろいろネットで検索しているうちに、 mixiの某コミュニティに私が以前ファルコムのイラストコンテストに出した絵をプロフィール画像に使っている人がいました。

「? どっかで見たことある絵・・・って俺の描いた絵じゃん!!」

自分が自分の見てみたいイメージを自分のために描いた絵を、まったく見ず知らずの人が気に入ってくれたというのは、もう何て言うか、自分の人生を丸ごと肯定してくれたようで、心の底からうれしい。生きててよかったとさえ思う。

思いがけないところで、十分過ぎる活力をもらいました。


空想画の描き方

いい本を見つけたので、紹介。

James Gurney
アメリカのイラストレーターで恐竜と人間の共存する世界を描いたイラストブックDINOTOPIAシリーズの作者。spectrum誌でも多数の受賞歴を持つ大ベテラン。作品は全て油彩。

想像の世界を現実のように描くための技法書で、作者の制作スタイルが包み隠さず公開されています。

本画に取り組むまでに、いかに多くのプロセスを踏んで、イメージを確固たるものにしていくか。
ラフスケッチから始まり、写真資料を揃えるのはもちろん、自分でモデルをしたり、粘土で模型を作ったり、とにかく手間を惜しまない。
下準備の重要さがよくわかる一冊です。

絵と写真がたくさん使われているので、それだけを見ていてもだいたいのことはわかりますが、文章の量も相当で、久しぶりに辞書を持ち出して読みました。

近日中に2冊目が発売予定。
どこかの出版社が和訳して出してくれるといいのですが・・・。