鉛筆画・作例

鉛筆(ステッドラー HB 2H 4H / Hi-uni 2B)
ヴィフアール細目
189mm×209mm

生徒さんに何人か鉛筆画をやってもらっておきながら、自分ではまともに書いたのが10年以上前だったので、どんな感じだったか思い出すために。
本気でやってる方々は9H~9Bまで使い分けて描くみたいですが、とりあえずHB周辺の家にあったものから描き始めて、4H~2Bで「こんなもんかな」というところまではいけたので今回はよしとします。
ステッドラーとHi-uniがミックスなのもたまたまで、他意はありません。

鉛筆画に関しては、ヴィフアールのクリーム色がすごく合う。
家にある白黒写真集の何冊かがちょうどこんな感じの黄みがかった紙色をベースにしていて、温かみのあるノスタルジックな感じがとても気に入っていたので、同じ雰囲気が出て満足です。
いつもは「この紙がもっと白ければ」と文句ばかり言っていますが、鉛筆画ではいい仕事してくれました。

根気よく書き込んで、ある一線を越えた瞬間に突然、黒色が立体の影そのものに見えてきた時って、ちょっと感動しますよね。
鉛筆なら本当に微妙なトーンもコントロールしやすいので、写実の醍醐味を味わいたい方には合ってるのかもしれません。