絵画制作一覧

色鉛筆と一口に言っても

今年も残り2ヶ月。
カルチャーセンターの色鉛筆画講座を始めてから1年半が経ちました。

開講前に「推奨画材を何にするか」を決めるために、各メーカーの画材を試していたときのミニトマトの絵が出てきたので、誰かの参考になるかもということで、載せてみます。


※厳密に同じ色で仕上げようとはしていなかったと思うので、その辺はあまり比較しないでください。

「色鉛筆」
色辞典:少し硬め
ポリクロモス:中くらい
カリスマカラー:極めて柔らかい

「紙」
ヴィフアール細目:クリーム色・整った細目
クラシコ5細目:純白・やや中目寄りの細目
KMKケント#200:白・つるつる

同じ色鉛筆でも描き心地は様々。
また、使う紙によっても仕上がりの印象はガラっと変わるので、組み合わせも重要。
ついでに、お値段もとっても重要^^;

ここにはありませんが、カランダッシュのパブロは昔(10数年前)確か1本168円だったのが、今では352円・・・。
画材の価格はデフレとは無縁だったようです。


ネコの絵と言われて

カルチャー講座チラシ用にシンプルめのネコかイヌの絵をとリクエストいただいたので、「ネコの絵」という枠の中で何か少しでも自分らしい絵にならないかと、逆光や彩雲を入れてみました。

光の作る特徴的な美しさ(色だったり、影だったり)を必ずどこかに入れたいと思うのは、もともとの興味・関心ももちろんありますが、恩師からの影響も大きいのかもしれません。

当時はあまり納得していなかったり、理解も追いついてなかったような事柄が「なるほど、確かにそうだな」と今になって腑に落ちることもあり、なんだかんだで経験は血肉になっているんだなあと感じます。


マイナーな紙を使っている弊害

普段使っている紙が4/6判までしか売ってないので、もう少し大きい絵を描きたくてロール状で買える物をといろいろ物色。
「これはいけるかな」というものを見つけたけど、ロール売りはなんと50m!
今の制作ペースだと使い切るまで10年以上かかりそう^^;
巻き癖とかどうなんだろう。
というか、10年先も果たして今と同じ技法で描いているのだろうか・・・。

画像は製造メーカーからサンプルをいただいて試し書きしてみたもの。
一応今までと同じような描き心地&仕上がりと判断したけど、なかなか注文する勇気が出ない。


連ドラ「なつぞら」は、珍しく最初から最後まで見てしまいました。
元写真は最終話の一コマからなつ(広瀬すず)。