絵のあるお部屋一覧

ELLE (III)

こちらも、お求めいただいた1枚。
横の青い花とよく合ってて、素敵に飾っていただきました。

モノトーンの女性像の小さな作品は、2021年から販売可能な展覧会では毎回数枚並べるようにしていて、
「ポストカードやA4プリントもいいけど、できれば原画を手元に置きたい。でも大きな絵はちょっと…」
という方に手にとってもらえればと思って始めたものです。
以前はモノトーンのファンタジーアートがメインで、それは今でも好きなのですが、スペースに限りがあるグループ展では、なかなか全ての作風の絵を持っていくことは出来ず、せめて小さな作品ででもイメージを見てもらいたいという想いにも合い、シリーズとして結構気に入っています。
細身で彫り模様入りのフレームも絵とマッチしていて、ずっとこれでいこう決めていたのですが、残念ながら既に廃盤で、うちにあるのはあと白1枚・銀(これは黒く塗る予定)1枚のみ。黒は簡単に塗れるので、何かいい感じの似た雰囲気のフレームさえ見つけられればどうとでもなりますが、エナメル白塗装はおそらく既製品ではほぼ無いと思われ、自分でうまく塗れるものなのか、もしくはマット調にしちゃうか、どちらにしても今後はDIYすることになりそうです。

もう1枚、同シリーズの小作品をご成約頂いていて、こちらはお渡しがまだ少し先なので、ここでご紹介できるとしても、来週末以降になると思います。


Morning Glow (IX)

先日の「色鉛筆ART-Garden」でご購入いただいた作品(妹夫婦へのプレゼントとして)を家に飾られた様子の写真が届きました。
とても気に入ってもらえたようで、私も、ご購入者様も、妹さんも、そのご主人も、みんなハッピー。
ありがとうございます。

「絵を目にした時、絵のある空間にいる時、穏やかなプラスの気持ちになって欲しい。」
私が自分の絵に込めたい最も根源的な想いです。
そして、この想いが共有された時、本当に絵を描いててよかったと思うのです。


至福のひととき

9/15の日記で紹介した
「ソプラノ3人が贈るコンサート・空と風にのせて
(ソプラノ:久米輝代・千葉曜子・山嵜佑希子 / ピアノ:清水誠二)」
が昨日おこなわれ、午後の部に行ってきました。

先に感想を言ってしまうと、もう最高すぎて、どんな言葉を持ち出しても感動を伝えることが出来ません。
前半の4曲目の後に少し絵の紹介があり、そこでひとこと挨拶をすることになっていたので、正直それが終わってからが自分にとっては本当のコンサートのはじまりだったのですが、ポピュラーソング中心の後半二曲目、リクエストが叶った「Let the river run」は、出だしから既に鳥肌もの。曲の盛り上がりとともに3人のハーモニーも最高潮に達し、音楽に包み込まれて一体になる感覚は至福のひとときで、「このままずーっと聞いていたい!」と曲が終わるのが名残惜しく、まさに夢のようでした。
プログラムの最後には「翼をください」を客席も含めた全員で合唱し、それまで大きな感動を与えてくれた美しい歌声に自分も参加しているというシンクロ感に、コンサートの印象がより強く心に刻まれました。

会場でお披露目した原画は、山嵜さんのご自宅のピアノの上に飾られているということで、このコンサートの思い出を常に目に入る場所に置いてもらえているというのも、とても嬉しいです。

今回、このような素晴らしいコンサートのパンフレットの絵を描かせていただき、またいろいろお話を聞くに、多少なりともコンサートの世界観を広げるお役に立てたようで、素晴らしい一日となりました。