絵のあるお部屋一覧

ご購入いただいた作品

先日の教室展中に、生徒さんの一人から
「ずっと気になっている絵があって、でももう無いですよね」
的なお話があり、伺ってみると手元にある作品だったので、
「ありますよ」
と伝えると、購入を考えているとのことで、後日2点貰い受けてくれることになりました。
どちらも、折に触れて「あの絵好き」と嬉しいお言葉を聞く機会の多い作品で、僕も気に入っていたのですが、もう描いてから多少年月が経っていて、なかなか展示する機会もなくなっていたので、今回こうしてお部屋に飾ってもらえることになって嬉しいです。

この一件があったからというわけではないですが、来年の個展では、いつもの空と女性のファタンジーアート以外に、もう少し幅広い題材の作品も並べようと思っています。
「自分はこれが描きたいんだ!」
というものが、ようやくある程度形にできるようになってきて、ちょっとだけ心に余裕が出来てきたのかもしれません。
無理に自分を変えようとしなくても、その時が来れば、自然と考え方って変わってくるものですね。


Little ELLE (IX)

「色鉛筆ART-Garden」でお求めいただいた出展作、3枚目です。
使っている色はグリーンオーカー。
よく使っているセピア調のオリーブブラウンよりも少し明るめの色調で、かなり久しぶりに使いました。
「会場ではずっとどうしようか迷っていたのだけど、やっぱり手元に欲しくて」と後日ご連絡をいただき、お渡しする運びとなりました。
この絵が日常を心穏やかに過ごす一助となれば幸いです。


ELLE (III)

こちらも、お求めいただいた1枚。
横の青い花とよく合ってて、素敵に飾っていただきました。

モノトーンの女性像の小さな作品は、2021年から販売可能な展覧会では毎回数枚並べるようにしていて、
「ポストカードやA4プリントもいいけど、できれば原画を手元に置きたい。でも大きな絵はちょっと…」
という方に手にとってもらえればと思って始めたものです。
以前はモノトーンのファンタジーアートがメインで、それは今でも好きなのですが、スペースに限りがあるグループ展では、なかなか全ての作風の絵を持っていくことは出来ず、せめて小さな作品ででもイメージを見てもらいたいという想いにも合い、シリーズとして結構気に入っています。
細身で彫り模様入りのフレームも絵とマッチしていて、ずっとこれでいこう決めていたのですが、残念ながら既に廃盤で、うちにあるのはあと白1枚・銀(これは黒く塗る予定)1枚のみ。黒は簡単に塗れるので、何かいい感じの似た雰囲気のフレームさえ見つけられればどうとでもなりますが、エナメル白塗装はおそらく既製品ではほぼ無いと思われ、自分でうまく塗れるものなのか、もしくはマット調にしちゃうか、どちらにしても今後はDIYすることになりそうです。

もう1枚、同シリーズの小作品をご成約頂いていて、こちらはお渡しがまだ少し先なので、ここでご紹介できるとしても、来週末以降になると思います。