先週の緑樹会・絵画展に出した桜の絵が、フォトリアルに仕上げるはずが、結果いつもの感じになってしまったので、「今度こそ!」と思って描き始めたはずなのに、うーん、やっぱり自分の良しとする表現に一度着地すると、それ以上描き込みを進めるのは、精神的障害が大きすぎて難しいです。
背景のレンズボケは、ちゃんとそれっぽく描いたので、一応写真的な表現ではある、かな。
珍しく、黒も少し使ってます。
今回も紙はウォーターフォード ホワイト細目300gで、水張りしてます。
水彩紙は、糊付けされたブロック以外のものは、どうしてもわずかによれていたり、巻いて持って帰ってきた日には、それこそ巻き癖が絶対とれないので、水張りでビシッと紙を伸ばしちゃったほうが絶対いいのですが、ウォーターフォードは、一度濡らすと、少し紙目が目立ち、表面もふっくらした感じになるので、今までは、買ってきたままの状態で使っていました。
一枚描き上げてみて、その傾向は改めて確認できましたが、紙目が目立つのは、それはそれで柔らかい表現になるので、悪くはないです。
次描く時はどうしようか、迷うところ。