先日の教室展中に、生徒さんの一人から
「ずっと気になっている絵があって、でももう無いですよね」
的なお話があり、伺ってみると手元にある作品だったので、
「ありますよ」
と伝えると、購入を考えているとのことで、後日2点貰い受けてくれることになりました。
どちらも、折に触れて「あの絵好き」と嬉しいお言葉を聞く機会の多い作品で、僕も気に入っていたのですが、もう描いてから多少年月が経っていて、なかなか展示する機会もなくなっていたので、今回こうしてお部屋に飾ってもらえることになって嬉しいです。
この一件があったからというわけではないですが、来年の個展では、いつもの空と女性のファタンジーアート以外に、もう少し幅広い題材の作品も並べようと思っています。
「自分はこれが描きたいんだ!」
というものが、ようやくある程度形にできるようになってきて、ちょっとだけ心に余裕が出来てきたのかもしれません。
無理に自分を変えようとしなくても、その時が来れば、自然と考え方って変わってくるものですね。