色辞典の箱作り

先月中旬からずっと展覧会向けの作品づくりと会期中の在廊と、もちろん授業も、で余裕がなかったので、ようやく一息ついたところで、一個工作を。

カルチャー講座の体験の方用に長く使っていた色辞典第1集の外箱がかなり傷んできていて、もう中箱をゴムバンドでとめるだけにするかとか、いろいろ考えていたのですが、やっぱり外箱もあったほうがかっこいいだろうということで、じゃあ作るしかないですね。

紙は元の箱の紙の厚みに近いものを探して、アイボリーケント#400。
ちょうど、新規講座の体験会で、8人も参加予約いただいた回があったので、それ用に買い足してあった新品の箱をくずしてスキャンし、のりしろを加えて線に起こしたら、あとは直接印刷して、せっせと組み立てです。
折り目は先にちゃんと凹ませて、中箱を掴みだすための半円の穴もあけて(ダイソーでパンチを買ってきました)、一応思いつく限り精度を上げるための手を打ち、それでも当然製品のようにはいかないんですが、ぼろぼろのよりはずいぶんいい感じに仕上がったので、良しとします。

作業がたまってる時は、
「うわーーー、あれもある、これもある、どうしよーーーー。・・・とりあえず寝よ。」
では何も進まないので、一個ずつ片付けていくしかないですね。
次の展覧会向けの作品づくりと様々な試作に集中して取り組めるのは、もう少し先になりそうです。