ホルベインの高級油絵の具「ヴェルネ」を試してみる

近くの画材屋でようやく取り扱いが始まったので、試しにホワイトを2種類購入。

シルバーホワイト(ポピー油)とチタニウムホワイト、どちらもとろりと糸引くような練りで、これはかなり良さそう。最近は生の絵の具にスタンドオイルを少し加えていたんだけど、これならチューブから出してそのままでも、似たような感覚で描けそうです。

と、そこまではいいのですが、なんと、ちょい厚塗りのシルバーホワイトが4日経っても乾かない。チタニウムの方はほんのり指触感想気味。
・・・普通逆でしょ。
実際使う時は、リクインでも混ぜればいいだけだから特に問題は無いけど、それでもやっぱり材料を変えるのはいろいろとそれまでのノウハウが通じなくなるから大変です。

物はいいと思うけど、お値段がなかなか高級ってこともあり、常用するかどうかはこれから検討。


カメラ新調

この前、友人の結婚披露宴で撮った写真がいまいちだったのを機に、ついに前から欲しかったデジカメを買ってしまいました。

今まで使っていたIXY910isも、広角28mm・手ぶれ補正付き・裏技でRAW撮影可、と最低限必要な機能はついていましたが、さすがに4年もたてば、いろいろ不満も出てくるわけで、同じくキヤノンのPowershot s100を購入。
暗所で抜群の力を発揮するこいつなら、美術館での撮影にも大きく役立ってくれることでしょう。

ちなみにヤフオクで¥24800。本体無傷の極上品だったので、既に新品が店頭在庫終了していること考えるを、十分満足な買い物でした。

とりあえず、ベランダのサボテンを1枚。
葉1枚から奇跡の復活を遂げた、可愛くも逞しい奴。
冬もこのまま外で過ごさせます。


あなたは何で出来てますか?

ここしばらく制作中はもっぱらラジオをかけていましたが、ふと思い立って久しぶりに好きなゲーム音楽をかけてみると、これが抜群にいい。
目頭が熱くなって、手が止まってしまうくらいに、いい。

ブランクがあったことによって、音楽の鮮度が戻ったというのもあるでしょうが、このパズルのピースがぴたっとはまるような感覚をどう表現したらいいのか。

「人生で大切な事は全てゲームで学んだ」と言ってもいいくらいゲームとともに育った私です。

曲がりなりにも表現者の末席に立つ者として、自分の中に蓄積されてきた物が何なのか、今の自分は何でできているのか、頭ではわかっているつもりでしたが、ずいぶんと実感の薄い概念になってしまっていたのかもしれません。

いろいろ思うところがあって、試作の沼にはまっている状態ですが、一気にモチベーションあがりました。
何せ、人生の師匠は世界を救った勇者達ですからね、負けてはいられないぞ。