ELLE (III)

こちらも、お求めいただいた1枚。
横の青い花とよく合ってて、素敵に飾っていただきました。

モノトーンの女性像の小さな作品は、2021年から販売可能な展覧会では毎回数枚並べるようにしていて、
「ポストカードやA4プリントもいいけど、できれば原画を手元に置きたい。でも大きな絵はちょっと…」
という方に手にとってもらえればと思って始めたものです。
以前はモノトーンのファンタジーアートがメインで、それは今でも好きなのですが、スペースに限りがあるグループ展では、なかなか全ての作風の絵を持っていくことは出来ず、せめて小さな作品ででもイメージを見てもらいたいという想いにも合い、シリーズとして結構気に入っています。
細身で彫り模様入りのフレームも絵とマッチしていて、ずっとこれでいこう決めていたのですが、残念ながら既に廃盤で、うちにあるのはあと白1枚・銀(これは黒く塗る予定)1枚のみ。黒は簡単に塗れるので、何かいい感じの似た雰囲気のフレームさえ見つけられればどうとでもなりますが、エナメル白塗装はおそらく既製品ではほぼ無いと思われ、自分でうまく塗れるものなのか、もしくはマット調にしちゃうか、どちらにしても今後はDIYすることになりそうです。

もう1枚、同シリーズの小作品をご成約頂いていて、こちらはお渡しがまだ少し先なので、ここでご紹介できるとしても、来週末以降になると思います。


Morning Glow (IX)

先日の「色鉛筆ART-Garden」でご購入いただいた作品(妹夫婦へのプレゼントとして)を家に飾られた様子の写真が届きました。
とても気に入ってもらえたようで、私も、ご購入者様も、妹さんも、そのご主人も、みんなハッピー。
ありがとうございます。

「絵を目にした時、絵のある空間にいる時、穏やかなプラスの気持ちになって欲しい。」
私が自分の絵に込めたい最も根源的な想いです。
そして、この想いが共有された時、本当に絵を描いててよかったと思うのです。


色鉛筆・耐光実験(ダーウェント・ライトファスト編)結果

>前回の記事

一週間経過したので、さっそく結果を見ていきます。

お見事、退色ゼロ!
Heather、Wild Lavenderあたりは、退色してもおかしくない色調なので、これがびくともしないのは、さすがといっていいでしょう。
まあ、個人が適当にやってる実験なので、過去の他ブランドの実験との比較がどこまで有効なのかはなんとも言えませんが、とりあえずライトファストの耐光性は当てにして良さそうです。
これでもっと鮮やかな原色系のピンク、パープル、ウルトラマリンブルーあたりがラインナップに入っていたら、飛びつく人も出てくる気がします。
ただ、一番の問題は、バラ売りしているお店が皆無で、メーカー通販でも同色6本単位だということ。
最初はセットを買うにしても、使い切った色を1本ずつ補充できないのは、1本¥715もする消耗品としてどうなんでしょう。

1. 耐光性について、同社他製品との比較の検証結果を公式ページで公表する。
2. 1本単位で買えるようする。
3. 原色のラインナップを増やす。

この辺が整えば、オイルベース系の最高級品として、唯一無二のブランドになると思います。