HAPPY NEW YEAR 2023

あけましておめでとうございます。
今年も、絵の話と展覧会の告知を中心に、今伝えたい事と残しておきたい事を発信していこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

ホームページの方に2022年の展覧会の様子と、作品画像をまとめて載せました。


小作品を3点ほど


188mm×126mm


160mm×221mm


159mm×221mm

6月以降、油彩や水彩を含めていろいろ試作してきましたが、自分にとって制作プロセスの適性と絵肌の均一な粒子感は、やはり色鉛筆画の大きなアドバンテージであり、今後何らかのブレイクスルーが起きない限り、引き続き色鉛筆での制作をメインに据えることにしました。

来年は、2月・3月・6月に制作の期日があるので、きっちりいい作品を仕上げていきたいものです。


至福のひととき

9/15の日記で紹介した
「ソプラノ3人が贈るコンサート・空と風にのせて
(ソプラノ:久米輝代・千葉曜子・山嵜佑希子 / ピアノ:清水誠二)」
が昨日おこなわれ、午後の部に行ってきました。

先に感想を言ってしまうと、もう最高すぎて、どんな言葉を持ち出しても感動を伝えることが出来ません。
前半の4曲目の後に少し絵の紹介があり、そこでひとこと挨拶をすることになっていたので、正直それが終わってからが自分にとっては本当のコンサートのはじまりだったのですが、ポピュラーソング中心の後半二曲目、リクエストが叶った「Let the river run」は、出だしから既に鳥肌もの。曲の盛り上がりとともに3人のハーモニーも最高潮に達し、音楽に包み込まれて一体になる感覚は至福のひとときで、「このままずーっと聞いていたい!」と曲が終わるのが名残惜しく、まさに夢のようでした。
プログラムの最後には「翼をください」を客席も含めた全員で合唱し、それまで大きな感動を与えてくれた美しい歌声に自分も参加しているというシンクロ感に、コンサートの印象がより強く心に刻まれました。

会場でお披露目した原画は、山嵜さんのご自宅のピアノの上に飾られているということで、このコンサートの思い出を常に目に入る場所に置いてもらえているというのも、とても嬉しいです。

今回、このような素晴らしいコンサートのパンフレットの絵を描かせていただき、またいろいろお話を聞くに、多少なりともコンサートの世界観を広げるお役に立てたようで、素晴らしい一日となりました。