ギャラリーダダ 最終日

とうとうギャラリーダダ最終日。
6年間のお礼とご挨拶に行ってきました。

6年・・・思い返せばきりがありません。
初個展、初色鉛筆画グループ展、初色鉛筆画体験会、そして先日の初教室展。
いろいろな節目をここで迎えてきました。
何より、超アットホーム型で外食もほぼしない私には、いわゆる「行きつけの店」みたいなものは一切なく、せいぜい世界堂横浜店には頻繁に行くものの、基本的に混んでるお店なので、店員さんと仲良くなって雑談するような場所でもなく、そんな中でギャラリーダダは気楽に寄って立ち話の出来る唯一無二の存在でした。

何かお礼の気持ちを自分なりの形にしたくて、空の絵をA4のちょっといい紙にプリントしてマットも付け、サインとエディションを入れたものを、オーナーさんとスタッフさんにそれぞれお贈りしました。
飾って楽しんでもらえれば素直にうれしいし、そうでなくても、何年後かにふと見つけた時、そういえばこんな絵描いてる人がよくギャラリーで展示してたなあと、当時を思い出すきっかけになれば、それでも十分です。

きっと、次にそごう横浜店9Fに足を運んで、同じ場所に全く違う店舗が入っているのを見た時、はじめて真の意味で実感がわくのでしょう。

ギャラリーダダでの展示を通じて、本当にたくさんのことを学んで来れました。
これを今後に活かし、より活動の幅を広げていくことで、ささやかな恩返しができればと思っています。

6年間お世話になりました。そして、ありがとうございました。


色鉛筆画教室展 終了

昨日をもって無事終了しました。

はじめに教室展をやろうと動き始めたのは確か昨年の10月。
コロナ禍がまさかここまで長引くとは夢にも思わず、来年末にはさすがに収まっているだろうと考えてギャラリーを予約したわけですが、その後もマスク生活は続き、ギャラリーダダ、今年12月でまさかの閉館。
これまでに個展3回、グループ展多数と、毎年何かしらの展覧会でお世話になってきたホームグラウンドとも言うべきギャラリーだったのですが、せめて最後に初の教室展を滑り込みで出来ることの強運に感謝しつつ、あとはとにかく感染爆発期にさえ当たらなければと願いながら、夏ころから生徒さんも少しずつ出展作の制作に取り掛かり始め、第6波という言葉を聞くたびに胃の痛む思いを抱えながらも準備を進めてきました。

なかなか題材の決まらない生徒さん向けにネタ探しをしたり、額装未経験の方は画材店へ一緒に行ったり、搬入搬出の出欠やタイトルの確認など、11月に入ってからは、遅れていた自身の出展作づくりもそこに加わり、忙しくも充実したここ数ヶ月でした。

結果、奇跡的な低感染者数のまま会期を迎えることができ、多くの生徒さんがご家族ご友人を連れて会場に足を運んでくれ、また一般のお客様も多数ご来場くださりました。
毎日のデモンストレーションも土日は特に大勢の観客に囲まれ、意味のある小コーナーだったと思います。

他の人の絵を見ることは、何よりも勉強になり、いい刺激にもなります。
次回の教室展はおそらく2年か3年後になると思うので、いったんここで息を整え、またそれぞれのペースで、絵のある生活・絵を描く生活を楽しんでもらえればと思います。

自分にとっては、初個展並に記憶に残る展覧会となりました。
会場の様子と全出展作品をスライドショーにまとめたので、お時間あるときにでもぜひ御覧ください。

最後に、本展運営に関わったすべての皆様、お疲れさまでした。


色鉛筆画教室展 講師出展作


「白昼夢」


「Firmament Maiden」


「円環」

新作は3枚です。
3枚目のリースの絵は、フラワーアーティストの伊藤梢さん作のドライフラワーを色鉛筆で描かせていただきました。
実はこの額縁、元々金色だったものを搬入前々日に白く塗ったものなんです。
白塗りは初めてだったので、手順を少し試行錯誤した関係でいろいろ仕上がりの甘いところはありますが、作品全体としての雰囲気は良くなったので、覚悟を決めて塗った甲斐あったと思っています。
梢さんには、押し花に色鉛筆画の花器を組み合わせた作品も本展に出展いただいています。

旧作は5点、ギャラリー内のイーゼルと廊下側に飾ってあります。
うち2枚はギャラリー展示は初となります。

昨日の実演にはここまでの3日間とはちょっと違う内容のものを用意していったのですが、多くの方にご覧いただけて(たぶんこの4日間で一番多かった感じ)よかったです。

生徒作品は後日動画にまとめて紹介する予定です。