amazonで570円(送料込み)。
当然、プラスチック製のメイドインチャイナで(発送も中国からだったので、AliExpressの業者でしょう)、細部のディテールは皆無の安物だけど、フォルムはまあまあ美しいので、ちょっとしたライティングやアングルの確認に使えるかな、と。
ちなみに、しわまで再現したシリコン製の物は、約1万円。
リアルすぎて、部屋に置いておくにはちょっと怖い。
2021年6月12日
2021年6月9日
既にトップページ脇に載せてありますが、今月末からのグループ展のお知らせです。
絵画以外にも、オブジェ・アクセサリーなど幅広いジャンルの作品が並びます。
私は、今年3月の白日会展入選作の他、大きめの作品をメインに展示予定です。
が、うち一枚はまだ下書き段階だなんて・・・言えない。
今回、DM制作を担当させていただきました。
日付部分のフォントは、ニキシー管をモチーフにしたものを使っています。
ニキシー管・・・ダイバージェンスメーター!!
ちょうどデザインを考えていた時期にシュタインズ・ゲートを見返していたので、背景のレトロな感じとも合うし、ニキシー管自体は一般的な素材だからまあいいだろうと、趣味全開で採用しちゃいました。
グループ展のDM制作は、デザイン以外にも、全出品者との画像のやり取り、校正確認、印刷発注、発送と、それなりに時間と手間はかかるけど、基本的には製作者特権で自分好みの物を作れるので、満足のいくものが出来上がった時は、苦労も報われたなと思います。
「十想展」
2021年6月30日(水)~7月6日(火)
ギャラリーダダ
在廊予定
7月2日(金)・4日(日)・5日(月)
12:00~17:00
ギャラリーダダは、今年いっぱいで閉館となります。
5年前の初個展からずっとお世話になってきた特別な場所で、私にとって横浜での活動の拠点のような存在だったのですが、コロナの影響は予想以上だったようで、ただただ残念です。
年末に、同ギャラリーでカルチャー色鉛筆画教室・生徒展を予定しているので、もう一回展示の機会はありますが、今回も一つの区切りになる展覧会なので、いい絵を持っていきたいと思います。
2021年6月2日
20代の頃は、とにかく画集をたくさん買ってました。
今のように、YOUTUBEでプロが惜しげもなく描いてる手順を公開してくれるような恵まれた時代ではなく、webの画像も低解像度で細部や筆跡なんか全然わからなかったので、なんとかヒントを見つけようと、気になる画家・イラストレーターを見つけては、とりあえず画集を買う。
まだamazonが世界を支配する直前くらいの時期だったので、よく洋書を探しに新宿紀伊国屋や神保町の古本屋回りもしました。
リアル系ファンタジーアートが好きだったので、主にアメリカのイラストレーターを追いかけていて、Frank FrazettaやBoris Vallejoは当然として、当時はトレーディングカードゲームのMagic;the Gatheringがファンタジーアートの総本山といった存在だったので、ここに採用されるイラストも毎回要チェックでした。
そんな中で、もっともお世話になったのが、毎年発行の「SPECTRUM:The Best In Contemporary Fantastic Art」でした。
アメリカのファンタジーアート年鑑とでもいえばいいでしょうか。
以前の日記で少し触れたことがありますが、1から16までのうち7だけがずっと抜けていたのを、いい加減揃えようと思い、中古で購入。
ようやく、穴が埋まりました。
久しぶりに見てみると、やっぱりすごい。
たまに原点を振り返ると、自分を客観的に見直すことが出来て、今何をすべきかがはっきり見えてきます。
17以降をこれから揃えるつもりはありませんが、今手元にある16冊は、きっと生涯手放さないと思います。