色鉛筆画・無料体験会 2回を終えて

個展の時に募集していた、色鉛筆画・無料体験会の第1回と第2回が終わりました。
初回(8日)は8人、第2回(9日)は9人のご参加をいただき、会議室は満員状態でした。

この前、所沢ゆり園で撮ってきたゆりの写真から起こした絵を見本に下絵のトレスダウンからスタート。
会議室が入室から退出までで2時間ジャストなので、ゆっくりお話ししながらという感じにはいきませんでしたが、最初は全員向けの手順説明から入って、途中、少し手こずってる人を中心にピンポイントで手を入れ、ある程度描き込みが進んできた段階から、ひとりずつ全員の絵に手を入れていって、なんとか完成までたどり着きました。

長く玉神先生の教室で授業の進め方は見てきていましたが、いざ自分が講師の側に立ってみると、なるほど、これは逆に恐ろしいほどに自分の技術や知識がどの程度のものなのかを痛感します。
もちろん、経験豊富な諸先輩方のような授業がいきなり出来るわけはありませんが、だったら、その足りない部分は何で補うか。カルチャー教室で教えるとなれば、少なくともそこで授業料が同額の講座とは、同じだけの満足度を得てもらえるようにしなければいけないわけで、でも、そこの工夫を自分の裁量でいかようにも出来るのは、なかなかに魅力的で、生徒さんが「いいこと聞けた^^」と喜んで帰っていってくれる姿は、とてもやりがいを感じるものでした。

2回終わって、さっそく「失敗したなー」という部分も多々あり、そこは次の第3回(16日)に活かしたいと思います。

間が一週間もあるので、また別の作例を用意していこうかな。
9人だと、ひとり5分見ても45分、2時間なんてあっという間ですね。
今日は退出が少し遅れて、事務の人にやんわりと注意されたので、そこのペース配分も気をつけないと。


所沢ゆり園

前から「個展終わったら行ってみたいなあ」と思ってはいたもののつい後回しにしたまま、気がつけば「ゆりの時期、もう終わりかけじゃないか!」ってことで、行ってきました。

最寄り駅は西武球場前なんですね。
子供の頃、ドームになる遙か前に一度だけ行ったことがあるのですが、ライオンズマークのバスや電車が走っていたのに興奮したのを覚えてます。はい、ライオンズファンでした。

ちょうどデーゲームの真っ最中だったので、応援と歓声が響いてきます。
馴染みのない土地の非日常空間ってのは、何かわくわくするものがありますね。
でも、今日は野球を見に来たわけでは無いので、ドームには背を向け、ゆり園へ。

早咲きの品種はもう終わってしまっていたようですが、それでも広い敷地のそこかしこにゆりの花が咲く光景は、十分片道2時間に値するものでした。

1時間半強いて、150枚ほど写真撮ってきました。
大好きな白いゆりの花の写真が大量に撮れたので、これを資料に絵を描くのが楽しみです。

帰りは、ちょうど野球の終わった時間に重なってしまい、駅は人の波。
その後、世界堂に寄って、今週末の色鉛筆画体験会で使う画材を調達し、8時過ぎに帰宅。
まさに「思い立ったが吉日」な1日でした。


個展終了

長浦 将也 個展「Farland Mirage」、本日16:00をもって、無事終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

今回は、お隣の部屋で開催していた赤坂孝史さんの個展へのお客様が立ち寄ってくれるケースが多く、時間帯によって客足が相当重なる場面もあったので、来場者数はカウントしてないのですが、なんとなくのイメージでは、前回よりはやや多めで、のべ600人前後じゃないかなという感じです。
販売の方も、おかげさまで、額装済み複製画2点を含む計6点を御売約いただきました。
こちらも厚くお礼申し上げます。

そして、実は販売以上に気にかけていた色鉛筆画・無料体験会にも、現時点で計23名のお申し込みをいただき、3回体験会を開けることとなったので、万全の態勢で臨めるよう、さっそく明日から準備に取り掛かるつもりです。
あとは、身内と知り合いから2点制作の依頼をいただいているので、そちらも早々に取り掛からなくてはなりません。

やるべきことが次々あるというのは、本当にありがたいことです。
すでに浮かび上がってきている反省点なども山ほどあるので、それらをひとつずつ潰していきながら、よりステップアップできるよう精進していきたいと思います。

では、また次の展覧会でお会いしましょう!