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色鉛筆画・無料体験会 終了

1回目・2回目はゆりの絵でしたが、せっかく教える経験を積めるチャンスなのだから違う絵にしようと、
今回は、白クマにしました。
ここのところ暑い日が続いてるし、少しでも涼しい題材の方がいいかなあ、というのもあります。

全3回の体験会、計25名の方にご参加いただきましたが、水彩やパステルなど何らかの絵の教室に通っている(いた)方がほとんどでした。
もちろん、個人差はありますが、作例を用意して同じように描くのは、それほど難しいことでは無いのかなという印象でした。下絵があらかじめ出来ていて、ここはこの色を使って、この色から塗っていって、ときっちり手順が示されていれば、それはもう塗り絵と同じ感覚ですからね。そもそも色鉛筆がコントロールしやすい画材だということも大きいでしょう。

一度、他の色鉛筆画を教えている方が、どういう風に講座を進めているのか、実際に見てみたいところです。
1日体験会とかで、なるべく目立たないように後ろの方に座って、・・・でもなんかスパイみたいで、さすがに気が引けるなあ。かといって、前にグループ展でご一緒させていただいた先生方の授業にお邪魔するのも、そりゃあいやがられるでしょうしね^^;

まあ、まずは、圧倒的に足りない作例をたくさん作って、それからでしょうか。

個展のタイミングでこうした体験会の募集をかけれたのは、よかったです。
とりあえず、半歩前進、ということで。


白い紙が欲しい

色鉛筆画で、明るいところを残していく描き方の場合、紙の色は重要です(水彩もですよね)。

アルシュにブライトホワイトという、従来品より白さのアップしたものがあると知り、1枚買ってみました。
アルシュはバニーコルアートが日本国内独占販売とホームページで大々的にうたってますが、ミューズでもとれます。(つまり世界堂でも^^)

で、せっかくなので、手持ちの色鉛筆向きの紙をまとめてスキャンし、色を比較してみました。

・・・なんか、編集した画像のほうがわかりづらいですね。

で、目視による主観だと、白い方から順に
・ジェッソ地(合成紙)
・クラシコ5
・アルティスティコ エキストラホワイト & KMKケント250
・アルシュ ブライトホワイト
・アルシュ
・ヴィフアール
という感じでした。

紙目・色・値段で、どれも一長一短な要素があり、「これが一番、他の紙はいらん」とはならないのが、悩ましいところです。

とりあえず
「ブライトホワイト、言うほど白くない!」

※ファブリアーノのエキストラホワイトの名称、画像内でアルティスコと表記してますが、正しくは「アルティスティコ」でした。もうjpegしか残ってないので、差し替えも面倒ってことで、ここで訂正します。


ホルベイン色鉛筆 ソフトホワイト

ホルベインのツイッターに流れてきた色鉛筆でネコを描く動画で、先に下塗りをしてから、白(ソフトホワイト)で明るいところを書き起こしていく描き方が紹介されていました。
パステルやアクリルではよく見る技法ですが、色鉛筆でホワイトを書き起こしていくのって、あまりきれいに仕上がるイメージが無いんだけど、どうなのかなぁ。
ということで、試しに1本買ってきました。

確かに、乗る!
ほとんど紙の白に匹敵する白を書き起こせました。
が!!

これは、完全にクレヨンですね。
白くはなるけど、質感がまったく別のものになってしまうし、この上からさらに色を塗ることは不可能。

まあ、予想はしてたんですけどね。
こうして、また、引き出しに使わない画材が増えていく・・・。