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カランダッシュ・パブロ油性色鉛筆 全色退色試験 開始

グループ展で試験的に出したフルカラー色鉛筆作品が割と好評だったこともあり、かねてより気になっていた全色退色試験をやることにしました。
以前に、145 Blueish Greyが著しく光に弱く、まるで使い物にならないと当ブログで記事にしましたが、その他の色はどうなのか。
モノトーン画で使っている039 Olive Brownと149 Night Blueは大丈夫だと思いますが(少なくとも制作中に色が変わってくることはないので)、フルカラーで描くなら、マゼンタ系など明らかに光に弱そうな色も使わざるを得ないので、今のうちにしっかり見極めておこうと思います。
結果によっては、色鉛筆のフルカラー作品はもう描かないということも考えてます。

黒い部分は、マットの端材です。
この状態で室内に置いておきます。
145 Blueish Greyは、以前のテストではたった3日で結果が出たので、まずは1週間後に確認してみます。
1ヶ月後でも問題なければ、とりあえず普通に使えるということで、次は屋外(加速試験)に移るつもりです。

あと、ここには載せてませんが、下地による影響も考慮して、145 Blueish Greyを普通の水彩紙に塗った物も同時にテストしてみます。

・・・結果を見るのが怖い。



色鉛筆の退色

あけましておめでとうございます。
本年も、マイペースな当サイトをよろしくお願いします。

と、新年のご挨拶など言ってる場合ではない由々しき事態です。

色鉛筆の退色

前から、疑惑はあったんです。
あとから塗ったところと最初の頃に塗ったところで色が合わない。
使っているのは同じ色鉛筆一色だけなのに。

でも、まさかね。
仮にもアーティストラインのちゃんとしたメーカーの製品だし、耐光性も☆☆(最高が☆☆☆)。

最初に疑ったのは、揮発油の影響。
私は油彩も平行制作でやってるので、筆洗液とかの揮発成分が悪さをしたんじゃないか、と。

もう、あまりにショックなんで、実名公表しますよ。

・カランダッシュ パブロ油性色鉛筆(1本¥263)

問題なのは、145番のBlueish Grey。
渋めの美しい青です。
百聞は一見に如かずということで、まず検証画像を載せます。


左半分:室内(LED照明照射3日 ※一般的な室内環境)
右半分:室内(揮発油の入った皿の上に下向きで設置 光の直接照射なし)

左の方が退色してるじゃないか!
光のせいか!!

直射日光で半年とか、そういう条件で退色するのは仕方ないと思いますが、室内3日で退色って、論外でしょうが。
ちなみに、メインで使っているOlive Brown(039番)は同じ耐光性☆☆ですが、ひと月以上部屋においておいても、まったくそういう現象にあったことはありません。

久しぶりにカランダッシュのwebカタログ最新版を見てみると、新しい商品(パステルペンシル&キューブ)が発売されていて、そこの表記では、

039 Olive Brown 耐光性☆☆☆☆☆(最高評価)
145 Blueish Grey 耐光性☆

おいおい、☆1個って、なんの冗談だよ。
パブロの評価はやはりインチキだったっていうのか。
※カランダッシュは色番号で厳密に色管理されていて、顔料組成も同じ(濃度やグレードの違いはある)はずです。

ちなみにカランダッシュの色鉛筆にはルミナンス6901という耐光性を売りにしたシリーズが別にあり、これは1本¥504の最高級品です。
一度試してみましたが、練りゴムでの消えがいまいちで、自分にはあまり向かないなと無視していましたが、
このシリーズには130、140番台がすっぽり抜けています。

…つまり、そういうことだったのか。
130、140番台の青系はそもそも耐光性が弱い。
だから、ルミナンスシリーズからは除外されている。

これから、青系の絵を何で描けばいいのか…
親戚の歯科で絵を飾ってくださるという話があり、青系の絵でまとめようと思っていたのに…

原因がはっきりしたので、具体的に対応を考えれるのはいいことです。
しかし、まったく案が浮かばない…