西区文化祭・創作展

横浜市西区文化協会の展覧会が始まりました。
今年は新型コロナウィルスの影響で、開催できるか懸念されましたが、無事例年と同じ規模での開催となりました。
わたしは、色鉛筆画1点のみの出展ですが、今までで一番大きいM50号の新作を持っていきましたので、個展やグループ展で作品をご覧いただいている方にも、新鮮な絵かと思います。
6日(日)14:30~18:00まで受付当番で会場にいます。
なお会場受付では、検温と連絡先の記入をお願いしています。
ご協力よろしくお願いします。

西区文化祭・創作展
2020年9月2日(水)~ 7日(月)
11:00~18:00(最終日 16:00まで)
みなとみらいギャラリー(クイーンズスクエア2F)


真夏の色鉛筆退色テスト(リラ編)

少し前にSNS上でリラの色鉛筆が話題に上がったので、思い立った勢いで退色テストをしてみました。

「リラ油性色鉛筆・レンブラントポリカラー」
48 セルリアン ★★★
47 ライトブルー ★★★
51 プルシャンブルー ★★★
44 コバルトブルーライト ★★
(耐光性 ★★★:高い ★★:普通 ★:低い)

紙にベタ塗りしたものを半分に切って、上半分は、日向に一週間放置。
下半分は、机の中で保管。

この一週間は連日35℃の猛暑だったので、それはそれは強力な紫外線が降り注いでいたことと思います。

結果は、セルリアンとコバルトブルーライト、完全にKO。

色の名称が一緒でも、使用顔料はメーカーによって様々なので一概には言えませんが、過去に同様のテストをポリクロモスやパブロで行ったときも、やはりウルトラマリン系がやられていたので、傾向は同じでした。
残念><

※室内の直射日光が当たらない場所にアクリル板をいれた状態で飾る分には、照射される紫外線の量は圧倒的に少なくなるので、ここまでの退色はそうそう起きないとは思いますが、影響はゼロではないので、参考までに。
一応、私の場合はテストで退色の確認された色は使わず、またUVカットのアクリル板を入れることで、少しでも長く色を守れるようにはしています。


ミニサイズ

Little ELLE (II)
150mm×100mm

最近はフルカラーの作品が多めですが、元々はセピアと、このブルーの単彩画ばかり描いてました。
ブルーの単彩をやろうと思ったきっかけは、ブルーカメオとサイアノタイプ(昔の青写真)です。
どちらも深い青のグラデーションが美しく、絵でなんとか再現できないものかとずいぶん試行錯誤したものです。

久しぶりに描いてみて、やっぱりモノトーンは想像を掻き立てるなあ、と本人の満足度は結構高め。
小さくても、構想や資料集めにはそれなりに時間がかかるので、日に何枚もみたいな量産は出来ないけど、シリーズとしてまとまった枚数が並ぶと、ちょっといいかも。